アイロトゥート <色と音>

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フジバカマという植物

フジバカマという植物、秋の七草の一つにも入っています。でも、実は園芸店で売られているフジバカマは、日本に昔からあったフジバカマではなく、サワフジバカマという種だということを知りました。

フジバカマとサワヒヨドリの交雑種とのことです。

 

フジバカマは準絶滅危惧種にもなっている、数を減らしている植物で、クマリンという成分があるため、乾燥させると桜餅のような香りがするとか。

wikipediaより写真をお借りしました。

 

フジバカマの苗がほしいなぁと思って探してみましたが、見事にサワフジバカマばかり。

 

フジバカマは秋に渡りをするアサギマダラというチョウが来る花なのです。

新潟では、フジバカマに似たヨツバヒヨドリという林縁に生えている植物にアサギマダラがフワフワと舞い降りたのを何度か見ています。だから、フジバカマにこだわる必要はないのかもしれません。

なぜフジバカマがほしいかというと、今年の秋は、南へ旅立つ前のアサギマダラに二地域居住の家に寄ってほしいと思っているのです。頑張ってフジバカマの原種を探すか、サワフジバカマで妥協して植えるか、考え中です。

たぶん、サワフジバカマでも吸蜜に来ると思うので、植えてみるかな。